第12回 爆弾小僧、ダイナマイト・キッドの思い出 其の弐

【前回までのあらすじ】
とにかく、佐山タイガーとキッドの試合は、スイングしたわけですよ!

【続き】
タイガーとキッドの試合を見返すと、回を重ねる毎に、ハードさが増しています。
キックやエルボーの当たりのスゴさ、ツームストン・ドライバーの攻防のせめぎ合い、簡単に受けない、でも、魅せるところは魅せる空中戦。
初代タイガーマスク、唯一の黒星は、ダイナマイト・キッドとの場外戦で、勢い余ってフェンスに投げてしまった悪しき昭和のルール『フェンスアウト』に依るものです。
あの試合の凄さといったら、もう、筆舌に換えがたい。
https://youtu.be/uW9PKzntMg8
https://youtu.be/60ycxOU0MqI
あー、YouTubeって、便利。
捜せば出てくるもんですね(^^;
キッドに取って、タイガーの試合は、打てば響く、お互いを高め合う別次元のパートナーみたいなものだったんですかね。
こんな試合を、小学生、中学生時分から見せつけられているもんですから、生半可な試合じゃ、満足しませんよ!
嘘ですけど。

この試合から、時を置かずして、タイガーマスク電撃引退。
ザ・コブラだったり、高田伸彦だったり、ヒロ斎藤だったり、タイガーマスクの後釜を巡り、次代のスター作りが進行したわけです。
でも、佐山の後って、もう、物凄くハードルが高く、ファン、関係者だけではなく、レスラーすらも、埋められない溝を何とか埋めたくて埋めたくて、必死だったと思います。
そんな中、開催されたWWF認定ジュニアヘビー級チャンピオン決定リーグ戦。
優勝候補に祭り上げられた感の強いコブラを、三つ巴の決勝リーグで、見事下したキッド。
この頃には、従兄弟のディビーボーイ・スミスとのセットでのシリーズ参加が定着していました。
『肉体の合わせ鏡』『筋肉の表面張力』
古舘アナウンサーの実況にもある通り、ドンドンでかくなっていく肉体。
やってるよね、なんか、やってるよね、みたいな雰囲気を漂わせ始めたのも、この頃からでした。
自伝を読み返すと、やはり、この辺りから、ステロイドを使い始め、精神的にもイラついていた様子が、記載されています。
自分の地元に、プロレスが来たとき、キッド&スミスが、ゲームセンターでドンキーコングやっていた、と。
サインもらいにいこうとした中学生が、話しかけたら、いきなりスミスにコップの水をかけられたそうです。
キッドは、笑ってみていた、とか。
水かけられたくらいで、済んでるから、良かったな、と。
傷害で、臭い飯を食わされかかった、とか、この頃のキッドには、よろしくない武勇伝がけっこう、有ったみたいで。
ベルトを取ったけど、一度も防衛戦をせずに、全日本に電撃移籍します。

https://youtu.be/On1AgseDXIk

キッド&スミスが参戦した84年の最強タッグ。
鶴田&天龍、ハンセン&ブロディ、レイス&ニック、馬場&木村、ファンクス、タイガー・ジェット・シンと、誰と絡んでも夢のカード!
だが、地元青森では、深夜23時オンエアの全日本プロレス中継。
ビデオテープ一本1000円の時代!
当時の中学二年生には、ハードル高すぎました。
今は、いい時代になりましたので、まあ、当時の試合を入手、念願叶いましてて、観ることが出来まして、キッド&スミスがらみのドリームカード、堪能致しております。
入手ルートは、内緒ですが。
レイスの自伝だったかと思いますが、キッドのことが紹介されていました。
『ダイビング・ヘッドバット、ブレーンバスター、フィニッシュがかぶるから、一緒のシリーズに呼んでくれるな』みたいな話を馬場にふったそうですが、キッドのファイトを見て、『お前ならいいや』と、認めたそうです。
その後、WWFのサーキットで、いっしょになった二人ですが。
ある日、レイスがキッドに、『お前の使っているステロイドを、分けてくれないか?』と、訪ねました。
レイスの自伝では、キッドが快くステロイドを分けてくれたので、『やつらはナイスガイ』と、評価していました。
しかし、キッドの自伝では、ステロイドの代わりに、牛乳を注射したとか(^^;
ブルドックスのいたずらも、きりがないです。

まだ、続きそう。

https://blog.with2.net/link/?1989149


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