第17回 怒りの獣神サンダー・ライガーの思い出 その参

さて、気を取り直して…。

現IWGPヘビー級チャンピオンのケニー・オメガ(平成30年12月28日現在)の体重が、公式で99キロ。
元チャンピオンのAJスタイルズは、公式97キロ。
オカダしかり、内藤しかり、痩せマッチョ全盛の現在のプロレス界。
ベイダー、ビガロ、ノートンとやったら、この人たち、ベルト防衛出来るのかな…、とか、思う今日この頃です。

90年代は、IWGPのベルトはヘビー、ジュニア、タッグの三つしかなく、大会場のメインをはれるのは、ヘビー級のタイトルマッチであり、今のように、ジュニアヘビーがメインをはることはありませんでした。トップ・オブ・ザ・スーパージュニア以外ではありませんでした。

『ジュニアは、ヘビーのおまけじゃない!』
ライガーの主張はむなしく響き、どんなに、ファンに支持されても、新日本の大会で、ジュニアヘビーがメインを飾ることはありませんでした。
しかし、海外では、新日本プロレス学校卒業生のクリス・ベノワが、WCWのヘビー級チャンピオンになり、PPVのメインを飾っているではないですか(さっさとWWEに移籍しましたが)。
ライガーは、これをどんな思いで見ていたか…。
WCWと提携を結んでいたので、ベノワは、ワイルド・ペガサスとして、新日本に上がっていましたが、相変わらずのジュニア扱い。
アメリカでは、リック・フレアー率いるフォー・ホースメンとして活躍しているのに、ずいぶんな扱いだな、と、マッチメーカーの頭の固さに閉口したものです。

そんなライガーの願いが届いたのか、ドリームマッチが実現したのでした。
IWGP統一戦と銘を打たれ、時のヘビー級チャンピオン、橋本真也とジュニアヘビー級チャンピオンのライガーが、シングルマッチで、激突したのです❗
この一騎討ちに挑むライガーの姿に、会場に駆けつけた客は、大歓声を送りました。
普段は、コスチュームに隠されている上半身があらわになり、目の回りを覆っていたメッシュも、視界を塞がないように取られました。
通称、バトル・ライガーの登場です。
厚い胸板、太い腕、鍛え上げられた肉体は、ヘビー級のレスラーと比べても、ひけを取ることはなく、普段、コスチュームで隠しているのが、本当にもったいなかったです。
試合内容も素晴らしく、体重差約40キロの橋本真也を、ライガー・ボムで投げきるなど、本当に白熱していました。

デビュー以来、新日本の良いときも悪いときも経験し、他団体への移籍もなく、ただただ、新日本のマットを盛り上げ続けてきたライガー。
生誕三十周年のメモリアルイヤーの来年、もしかしたら…を、考えないでもないですが、許されるなら、ライガーには、ずっとそこに居続けてもらいたいです。
新日本を見守る神として、いつまでも…。
鬼神ライガーや黒ライガー、CTUなど、まだまだ、語りたい思い出はありますが、それはまた、次の機会に…。


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