第19回 殺人医師 スティーブ・ウィリアムスの思い出 其の弐

『強すぎてBoooであります❗』
全日本参戦時、実況で度々こんな言われ方をされていたウィリアムス。
でも、よくよく考えてみると、『ウィリアムス』って、コールし辛くありません?
三文字なら、『くーりーす!くーりーす!』
四文字なら、『てーらにしっ!てーらにしっ!』
日本式のコールだと、『うぃりあーむすぅ!うぃりあーむすぅ!』
声かけにくいっ!
声援しにくいっ!
それで、『とりあえず』ブーイング飛ばしてた人、多かったのではないか、と、思う今日この頃です。

ぼくの個人的な感想なんですが、なんと言うか、ウィリアムスのファイト・スタイルって、落ち着きがないというか、気持ちが空回りしているというか、見ている方がハラハラしてしまうことが、多かったような気がします。
リフトアップスラムをすれば、タイツを引っ張りあげて、相手を半ケツにしちゃうし(太ももを上げるとリフトしやすいです)、勢い余って、対戦相手じゃなく、味方を怪我させるし(ダブルのオクラホマ・スタンピートで、味方のボスマンを圧殺💦)、何かと落ち着きがない印象のウィリアムスでした。

ある程度、安心してみていられるようになったのは、ゴディと組み始めてから。
それから、三沢、小橋とのシングルを経験してからでしょうか。

ハンセンも、新日本から全日本に移ってきた辺りは、暴走ファイトが目立ち、勝てる試合を落としたり、反則決着も少なくはありませんでした。
ファンクス、鶴龍コンビと対戦し、後に、デビアスやゴディと組んだ辺りから、ベルト奪取などの実績を残し始めたと、ぼくは思います。

ウィリアムスも、ゴディと殺人魚雷コンビを結成し、間近でゴディのインサイドワークの上手さを見ながら、ファイトスタイルに幅を持たせていったように見えます。

特に、UWFの存在が、世の中に認知され始め、『完全決着』を前面に押し出すようになってからは、『両者リングアウト』『反則暴走』『フェンスアウト』『ジョー樋口レフリーの失神』等が、新日本、全日本から、消えていきました(それはそれで、つまらないんですが…)。
ですから、ウィリアムスも少しばかり、ファイトスタイルに幅を持たせなくてはならなくなりました。
それでも、たまに、解説席の馬場に、『僕には、彼が何をしたいのか、わからないですね』と言われたりもしましたが。

ゴディ&ウィリアムスのコンビと言えば、WCWで行われた復活NWAタッグチャンピオン決定戦でのスタイナーズとの試合を、忘れることができません!
新日本と全日本、それぞれの団体のトップチームの対決に、ワクワクしたものです。
ちなみに、そのトーナメントには、馳&野上がエントリーされていましたが、野上が負傷したことにより、2回戦から橋本が出場。
マイケル・ヘイズ&ジム・ガービンのフリーバーズと対戦しています。
この大会を制したゴディ&ウィリアムスは、見事、NWAタッグチャンピオンになり、後に、スタイナーズの保持するWCWタッグチャンピオンとの統一戦でも、勝利をおさめ、二冠に輝きました。

しかし、ゴディが病に倒れ、WCWを離脱。
プッシュしてくれたビル・ワットも、会社をやめ、ウィリアムスは、ひっそりとWCWを後にするのでありました…。

続く…。


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